60周年記念インタビュー 取締役相談役 西岡 明

「人類ある限り水は必要である」から始まる社是

株式会社にされるとき「人類ある限り水は必要である」から始まる
社是を掲げられました。どのような思いが込められているのでしょうか。

人は水が無かったら生きられない。結局水と人は離れられない。それは水まわり商品を扱うようになってから、自分の心の中にあった想いそのもので、社是はそれを言葉にしただけともいえます。そしてまた、便利が良くて質の良い水まわり商品を作ることを、すなわち「社会への貢献」と表現しました。

社訓についてはいかがでしょうか。

私は、真ん中の「日々最善」という言葉が好きで、これを社訓にしようと初めに決めていたのです。そこから他の4つを考えていきました。毎日最善を尽くしていく、という意味の「日々最善」の言葉は、起業したときから頭にありましたね。

1971年、草創期のホームセンターに商品をおき始めています。 ホームセンターという市場は、この時期の会社の発展において大きな意味を果たしたようですが。

そうですね。町の金物店が、後にホームセンターになっていったわけですが、ホームセンターとの取引は、会社の成長のターニングポイントになりました。ある面では、ホームセンターとともに成長したともいえると思います。