60周年記念インタビュー 代表取締役社長 西岡 利明

ALWAYS WITH JOY 歓びのシーンの横には必ず私どもの商品があってほしいという思いを込めて

少し遠い将来、100周年を見据えて、どのような方向性をお考えですか。

5年前、当社は「ALWAYS WITH JOY」という企業コンセプトを新たに定めました。私どもの商品が、いつも生活されている方の役に立ち、幸せを届けている。それこそが私どもの理想であり、追い続ける使命です。

いつも社員には話をしているのですが、人の一日で、私どもの商品がそばにあるシーンはとても多いですよね。例えば朝起きた時の洗顔、バスタイム。お休み前もお手洗いに立たれることが多いでしょう。人が生活している間は、常に私どもの商品が働いているわけですが、例えば日本のお客様が眠りにつくころ、地球の裏側では、人が起きて、また私どもの商品が使われている。24時間、世界のどこかで三栄水栓の商品が働いているような、そんなことを将来の夢として描いています。

それでは最後に、次のステージへ向けて、メッセージをお願いいたします。

企業が存続していく上で、何よりも社会に必要とされることが第一義だと思います。そうでなければ淘汰されていくでしょう。私どもは常に社会への貢献を考えたものづくりに取り組んできましたし、これからもそうでありたいと思います。人々のライフラインに携わる企業として、すなわち「栓」から「線」まで水まわりをトータルに提供できる企業として、安全な水を安定的に供給する責務を果たし続けたいと考えます。

企業コンセプトの「ALWAYS WITH JOY」という言葉には、人が生活していくうえで歓びのシーンの横には必ず私どもの商品があってほしいという想いを込めました。この先ずっと、皆さんが笑顔で生活していただける、その一助に三栄水栓の商品がなれれば、これほど幸せなことはないと思っています。